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名作映画へのお誘い THE LONGEST DAY 史上最大の作戦
2025年8月30日
管理人
コラム
,
一般的
東京税理士会中野支部
映画鑑賞部部員
THE LONGEST DAY 史上最大の作戦(1962) 2時間58分
(どういう映画か)
この作品には、ベンジャミン・バンダーボルト中佐(米国陸軍第505空挺歩兵連隊第2大隊長)(役ジョン・ウエイン)と、第二次世界大戦のなかでも、世界史に残る史上最大の作戦に参加した多くの将兵が感じた最も長い一日が描かれている。
(映画のあらすじと、注目したい役どころ)
1944年、連合軍は、フランスを占領しているドイツ軍への反撃の機会を、英仏海峡をはさんだイングランドにおいて準備していた。
イングランド側で嵐が吹きすさぶ中、終結している連合軍の5000隻もの船の中では、船酔や疲労などでできるだけ早く攻撃開始してほしいという思いや、嵐の中での行動を危ぶむ考えも交錯していた。やがて、実施日と場所が決まった。6月6日、ノルマンディー。
フランス人のレジスタンス達に向けて、BBCラジオから反撃の時を伝える、マリアノ・ベルレーヌの詩「秋の歌」の後半の一節である「身に染みて ひたぶるに うら悲し」が送信された。
前半の一節「秋の日のヴィオロンの ためいきの」が数日間にわたって放送されて、そのあと後半一節が放送されてから24時間以内に連合軍の上陸が始まるという連合軍からの情報を入手していたドイツ軍情報将校のマイヤー大佐はこのラジオから流れる詩文から、迎撃の準備開始を訴えた。
しかしこの進言は上級将校によって退けられた。そのようなことを上層部に対して説明できないという。また、ドイツ軍の中では、英仏海峡に最も近い、カレー海岸に連合軍が上陸するという予想が、有力視されていたからだ。
上陸作戦に先立って、6月6日の日付が変わって直ぐに、ノルマンディの周辺地域にパラシュート部隊の降下と、グライダー部隊の橋梁近くへの強制着陸が開始された。パラシュート降下があった周辺地域からのドイツ軍兵士からの連絡で、事態の急変を知ったドイツ軍だが、夜更けに総統閣下に報告することを憚る将官たち。このため、連合軍側は多大な犠牲を払いながらも事態は有利に進行していったのである。
パラシュート部隊は予定地点に落下できず、市街地に降下したために、ほぼ全滅していた。グライダーは橋梁の近くに無事不時着し、橋梁をドイツ軍の爆破から守り、連合軍が戦車を上陸させた際の道路の確保が成功していた。
夜明けのノルマンディ海岸で、海岸防備にあたっていたドイツ軍兵士は、異様な光景を目にすることになった。目の前に突如、5000隻もの艦船が現れたのだ。
当初、信じることができなかったドイツ軍の士官たちだったが、艦砲射撃を受けることとなり、現実であることを知った。但し、この事態を総統に報告し、予備に持っている戦車大隊の出動を要請することを将官たちは躊躇っていた。睡眠薬で寝ている総統を起こして、怒りを買わないか。適切な判断を仰ぐことができるのかどうか。
連合軍将校の一人として上陸作戦に参加したベンジャミン・バンダーボルト中佐は、名指揮官である。最善の判断を下すことができる。上陸したが銃を持っていない兵に対しては、銃を拾ってくることをすすめる。「持っていないと近いうちに困ったことになるぞ」と。
連合軍の上陸部隊は海岸にはたどりついたが、崖の下に留まっている。各国連合軍の指揮官たちの意見は、相当の死者と重症者が短時間に発生しているので一旦適当な場所に退却しないかというものだったが、バンダーボルト中佐はその案を一蹴し、米兵に対してあの崖を登り切ることを要求する。将兵全員の前でこう言う。「すでに死んだもの、これから死ぬものを除いて、一人残らずあの崖の上まで俺は連れて行くぞ」と葉巻をくわえて、余裕も感じさせる。強い指揮官の姿だ。西部劇のジョン・ウエインがバンダーボルト中佐役なのは納得というものだ。皆が、崖に向かって殺到する。
崖を登ろうとする米軍と崖の上から射撃するドイツ軍との死闘となる。当初、圧倒的に不利だった米軍側が次第に頂上に到達する者が出始め、攻勢に転じるようになった。
敵の陣地破壊を必死に行っている伍長に聴くと、上官全員が戦死していると聞き、彼をその場で少尉に任命し、指揮系統を回復させ、さらに士気を高める。少尉は戦死するがその部下たちが陣地の攻略に成功した。
崖は登り切ったものの、バンダーボルト中佐は複雑骨折となった。「ブーツのうえから巻いてくれ。すぐに歩けるようにしろ。」と、包帯を巻こうとする衛生兵や取り巻く者を、煙にまくような意味不明発言で、あくまで強気である。
他の大隊の弾薬運搬用の荷車引きが、迷い込んできた。ただちに、505連隊に編入し、自分を乗せて荷車のうえからの、戦闘指揮である。
市街戦で、建物を破壊するために、戦車を要請して連合軍側の戦車がかけつけてきた。グライダー部隊が、戦車の移動のために橋梁を確保していたための成果である。
バンダーボルト中佐一行が、市街地中心部に入っていったとき、街から銃声は鳴りやんでいた。しかしビルの壁には垂れ下がったままのパラシュートに絡まった降下兵が死んでいる。木にはパラシュートがひっかかったままの降下兵がぶら下がったまま死んでいるのである。
「降ろしてやれ」とバンダーボルト中佐が言う。戦闘が終わったばかりなんですという反論にも答えず。「降ろしてやれ。見ていられん」、というバンダーボルト中佐は死んでいる将兵への敬意を示すのであった。
死者に対しての哀悼と戦争への深い悲しみが人々の心に寄せるなか、この地における戦闘は終結したのである。
(きむら)
鑑賞日時:2025/08/29/18:00-21:00
鑑賞場所:中野支部会議室
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