「相続税の申告要否判定コーナー」を活用する
国税庁のホームページは税金に関する情報の宝庫です。
国税庁からの情報は有益なものが多いので活用しましょう。また「相続税の申告要否判定コーナー」は、土地の形状が独特などによりご利用になれない方を除き、対応しています。誤りなく情報入力できれば、相続税の申告が必要かどうか、知ることができます。とりあえず、概略の数字を入れて、様子をみるために使ってみましょう。
※土地の形状が独特などによりご利用になれない方とは、以下のとおりです。
「相続税の申告要否判定コーナー」への行き方
国税庁ホームページ(https://www.nta.go.jp) に遷移
「分野別メニュー」→「申告手続」→「申告・申請・届出等、用紙(手続の案内・様式)→「相続税」→「相続税の申告のおおよその要否を判定」に順次、遷移してください。「相続税の申告のおおよその要否を判定」の下の「相続税の申告要否判定コーナー」をクリックしてください。
なお、以下のボタン押下でも、ショートカットで、相続税の申告要否判定コーナーに入れます。
なお、国税庁のホームページに、データ入力すると、課税情報がそこから収集されてしまうのではないか、と心配される方もいらっしゃるかもしれません。その点のご心配がある方は、おっしゃっていただければ私のパソコンから、私が皆さんから伺ったデータ入力して(名前や住所の入力はありません)、ご一緒に見て頂くことも承ります。どうぞお申し付けください。あくまで、試しにやってみるという感じでもいいと思います。
以下は、「相続税の申告要否判定コーナー」を写したPDFの画像に解説を書いてみました。
ここで、「新規に申告要否の判定を開始する。」をクリックします。
まず、OS、ブラウザ、PDF閲覧ソフトについての推奨環境についての確認が、あります。よろしければ「次へすすむ」をクリックします。
つぎに、配偶者の有無や、子の数などを入力します。
この段階で、基礎控除の額を表示させることもできます。「次へすすむ」をクリックしてください。
つぎに、相続財産等について、入力します。
相続財産、債務及び葬式費用などを入力します。(それぞれを別画面で、詳細入力することになっています。)
入力後、画面最下部の「次へすすむ」をクリックします。
申告の要否判定が判定されます。この例では、申告が必要な場合の回答となりました。
(以下の画面です。)
続けて、小規模宅地等の特例(特定居住用宅地等)と配偶者の税額軽減を適用した場合の税額シュミレーションもできます。
(「特例適用・税額計算シュミレーション」をクリックします。)
相続開始後に税務署から、「相続税のお尋ね」という文書とともに、「相続税の申告要否検討表」などの確認書類が送られてくる場合があります。
この送付があった方は、必要事項を記入して返送する必要があります。その書類のなかにも「相続税の申告要否検討表」が含まれています。
今回ご紹介した「相続税の申告要否判定コーナー」は、相続税の申告が必要か・不要かの概略を確認するために、試しに使ってみるために活用しましょう。
相続や贈与のことで、何かご不明なことなどありましたら、ご相談に、応じますので、なんでもお問合せください。